今日はODENが美味いなあ

まったりゆっくり更新中~。…今更MH3Gにはまってます。

小説 仮面ライダーオーズ 感想

読み終わりました。
今回は大まかなあらすじ説明、そして感想となります。
一応全部話すので、ネタバレ注意です。
これから読もうかと思っている人はブラウザバックを推奨します。
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最初に、この本は
アンクの章
バースの章
映司の章
といった、三つの章にわかれている。
今回は一つ一つの章ごとに細かく書いて行こうかなと。

アンクの章

八百年前、TV本編では敵怪人であるグリードが誕生した。
この章は、本編において重要なやくわりであるグリード「アンク」の視点で、グリード誕生の秘密、アンクの欲望について描かれる。
一応、本編でも八百年前のシーンはいくつかあるが、「仮面ライダー」という子供向けのヒーロー番組なので、明確な描写はされなかった。
この章では、そんな八百年前の状況が色濃く書かれている。
「ハッピーバースディ!!」でお馴染みの鴻上さんの先祖(本編において子孫だと決定づけるシーンがある)である「王」、
欲望の塊であるヤミーを作り、セルメダルを回収していく中でアンクが出会う目の見えない「少女」
の存在により、アンクの心情に変化が現れ始める。
やがてアンクは、自分の欲望に気付く。
それは、自分が生きていると感じられる実感だった。
(感想)
個人的には本編中にて明かされなかった真実が次々露わになり、見ていて凄く興味深かった。
少女と関係を持つにつれ変化していくアンクの心情。今考えると本編中ではあんな事考えてたのかなと思った。
そして...小説で登場するヤミー。
カザリ、メズール、ウヴァは、自分達を支配してきた「王(八百年前のオーズ)」を倒すために、王自身のヤミーを生み出すのだが、それがまた個性的で面白かった。
カザリが生み出したのは、ライオンヤミー。これは「王」の支配欲から、百獣の王であるライオンを創り出したのかなと。
メズールが生み出したのは、クジラヤミー。これも支配欲からかなあと思う。
そして...我らがウヴァさんが生み出したのは.......Gだった。
説明しなくともわかると思うが(よく台所にいるアイツである)Gだった。
カザリ、メズールの二人はいかにも王にぴったりな強そうなヤミーを生み出しているというのに、ウヴァさんは(ry
ウヴァさんェ.....ww

バースの章

バースの章の主役は、意外にもアイツが務めた。
伊達さん?いやいや後藤ちゃん?もしかして里中さん?ひょっとしてまさかの欲望おじさん?
いやいや、みんな考えが甘いなあ。(殴
もっと身近にいるじゃないか!
バースドライバー
という存在が!!
...そう。バースの章の主役を務めるのは、バースの変身アイテムであるバースドライバーなのだ。
この話は、バースドライバーを人間(いわゆる擬人法)にたとえ、彼(なのかどうか不安だが...)自身の思いを書き連ねた、オリジナルエピソード。
時系列的に言うと、伊達さんがバースを引退して、海外に行く前の話になる。
この話のあらすじは...なんというか、自分の文章力では書き表せない。というか、あらすじというあらすじが無いのかもしれない。
(感想)
前章の重く堅苦しいイメージを一気にぶち壊す程の破壊力を持ったギャグ回www
そもそもバースドライバーという道具にスポットを当てたのが意外すぎて笑ってしまった。
普段オーズやバースを助けるカンドロイドも喋りだし(道具の中だけではあるが)、本編中にはなかった奇想天外なエピソードが展開された。
バースドライバーの妄想内に登場するライダー「仮面ライダーバース セルメダルコンボ」の歌が可笑しくてつい吹き出してしまった。おまけに戦闘中に流れるエンディングテーマの存在さえも...なんてメタいんだよバースドライバーwww

映司の章

物語中、映司は砂漠のとある国にてアルフリードという女性と出会う。彼女の住む国は戦争が勃発中。そんな所に映司がやって来る。映司は砂漠の民と気楽に接し、アルフリードとも仲良くしようとしたが、映司の事をアルフリードは悪く思っていた。
そんな時、アルフリードの兄、カインが彼女の夫を殺してしまう(カインはアルフリードの部族と敵対している部族のアサシンだったので殺す事に躊躇いはなかったようだったが...)。
その事実を知った映司は、目の前にある命を守るため再びOOOに変身する決意をする。
(感想)
旅を続ける映司君の心境が伝わってくる、OOOの未来を描いた章。
流石にここは自分で読まなければ楽しめないので、実際に読んでいただく事を推奨したい。

まとめ

まあ言ってみる
OOO好きな自分にとって最高だった!
アンクの章でホロリ、バースの章で爆笑、映司の章で総括とバランスもよく、見ていて飽きがなかったのが良かった点かなと。
このまま他のシリーズも買おうかなと思い始めてしまいます...。
とまあ今日はこの辺で。